食育の推進
人々が、健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむため、食育・食べ物に関して正しい知識を得て、毎日の生活をより健やかにすることが大切です
(健やか未来をつくる、食育)-
近年、大人だけではなく、偏った栄養摂取、朝食欠食など食生活の乱れや肥満・痩身傾向など子どもたちの健康を取り巻く問題が深刻化しています。また、食を通じて農業生産と食文化の理解、そして、自然の恵みや勤労の大切さなどを理解することも重要です。
私達は、自分と家族の健康維持促進のため、子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることができるよう食育に取り組んでいくことが大切です。そして、生産者への理解を高め、安心安全で、より一層の地場産物の活用の充実を進め、共に食育形成に努めてゆくことが必要です。
食育基本法では、「食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育を推進することが求められている」としています。
食育は私達一人一人の意識から始まります。まず、私達が毎日の生活で、できることから実践していきましょう。それが、「人と地球の健康」を育み、素晴らしい自然と生命をつないでゆきます。